詩・物語

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螺旋階段

なにをそんなに哀しんでんだ? 俺がいったいどこで生まれて どうやって生きてきたのかを まるでもう忘れましたみたいな しゅんとした顔をしやがって   たとえ周りに誰もいなくて 敵しかいないようなときでも ひとと言えば傷つけ攻め...
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できる・できないチェックリスト

あなたができるものには○ できないものには☓をつけてください   わかりました でも訊きたいことが このなかでもときどきできて ほとんどできないこともありますし たいていの場合はできるけど できないこともあることもある そう...
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嘘のようなほんとのような

何度聴いても嘘しか思えないほんとの話と 何度聴いてもほんととしか思えない嘘と どちらをお持ちいたしましょうか?   それはもちろん ほんとの話を   承知しました ところで他に 嘘のようなほんとのような なんとも言い難いお話...
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葛藤の踊り場

なぁ お前はいつまでそうやって 同じことを繰り返す気だ? 前から俺が言ってるとおり さっさと正しく絶望して 絶望のなかで安定する その術を学んだらどうなんだ?   だいたい最初はなにもない 誰もいない場所に当てもなく ただ...
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母なる苦しみ

必要が発明の母ならば 必要の母は誰だと問おう そして苦しみだと答えよう   苦しみがもっとも切実で 深遠な必要を産み その必要が発明を つまりは創造を産むのなら 創造は苦しみの孫だ   それならなにかを創りたいなら そ...
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子の想い 風に乗せ伝える

あのさ生まれたときからさ 俺たちは父さんのほうからは 「お父さんよりもお母さんを いつも大切にするんだよ」 そして母さんのほうからは 「お母さんよりもお父さんを いちばん大事にしてあげて」   だから両方を直接聴いた 俺や俺た...
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駱駝でも針の穴を通る

自分がいったいなにを思ってなにをしてるのか うまく伝えられなかったことが あのときの結果を生んだと知ってる だけど可能性の海のなかで 溺れずに未来を拓くには 向こう岸に着くそのときまでは 途中経過も景色もなにも 伝えられないと...
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再宣言

あのね 確かに私は言った 誰にも支配されたくないし 認知されなくてもいいし 誰も私を知らないところで 密やかに生きて死んだっていい   だけど それは世界があまりにも ひどく病んでいたからで そこで「目的」も思い出せずに ...
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もらい泣き

泣き声がした気がした だんだん大きくなったから ちゃんと近づけてるってわかった   ねぇ どうしてそんなに泣いてるの? あなたが泣いてると哀しいよ ほんとはたくさん笑ってほしい   違うんだ これはもらい泣き あなたがあま...
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火打ち石

そんなんで通るってなら 一生そうやって生きてみろ! なんて言われてきたけれど 自分のすべてが好きなわけでも 変わりたくないわけでもないよ ただ怒鳴られたら怖いだけ あせらさせたらパニクるだけだ   どれだけ悪いことしてきたの?...
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