詩・物語

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詩・物語

同志 よく聴いてくださいよ

誰かの言葉や生きかたに 想いを託すだけではなくて あなたはあなたの言葉・行為に 自分の想いを載せてください もちろんあなたは優しいからさ 誰かの想いを受け止めて それを伝えることもできるし それも素晴らしいことだけど あなた...
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シルバーライニング

嬉しいけどつらいんだけど つらいけど嬉しいと思おう それにやっぱり嬉しいからさ 喜ばないでと言われても 嬉しかったというしかなくて たとえ当日ではなくたって 誕生日を祝えたというだけで 今年は去年よりもずっと いい年だったと...
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黄色いカラスとひよことカラス

お前はカラスが好きか?俺は嫌いだね。お前は誰かカラスが好きなヤツを知ってるか?俺は知らない。ひとりも知らない。そんなヤツ、どこにもいるとは思えねぇ。なんでそんなに嫌いかって、理由はいろいろあるけどな、やっぱこの色がいちばんだ。黒、真っ黒、た...
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水の瞬く間の鮮烈

水なのに雷みたいだねとか 雷なのに水みたいだとか いろいろ思われてしまうことも 実は僕にはどうでもいい   速く爽やかに軽やかに あるいは風がそうであるように どんな積年の澱みさえ 華麗に流してしまえるように   掟に定...
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天に華あり、地には温もり

ねぇ あのね 天に華っておかしくない? 花は地にこそ咲くものじゃない?   いやそうとも限らないのさ 華というのは花だけでなく 咲くはずの場所に咲くだけでなく 咲きたい場所に咲くものなのさ   それにもしも地表より さら...
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誰も起きてはならぬ

夜しか知らなければ、夜とはなんなのかを理解することはないだろう。 明るい昼と比べられないのだから。 自分しかいないのであれば、自分とはなんなのかを理解することはないだろう。 だから今、私がなぜこんなことになったのか、私には知る由もない...
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自衛的注意喚起

いつも心地好くいたいだけなら ここより先には入らないでください 節度は距離感に似ているから でももし本当に理解したいなら その気を持って立ち入ってください 歓迎する気はあるのです   本当に関わろうとすれば 痛くも苦しくもつ...
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僕にとっては他でもない

今日という日はあまりにも 特別な日でありすぎるから 世界中いろいろな場所で 数えきれないほどのひとたちが 彼のことを想ってるけど それでも僕にとってはね 彼より他の誰よりも あなたが今日生まれたという そのことを祝いたいので...
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ときにはページをめくるよう

自分の人生と言ったって なにが起こるかはわからない 今日なにが起こったにせよ 明日のことは予測できない   だから楽しみにもしたいけど 怖くなるときもあるよね 自分の人生だからこそ 力が入りすぎてしまうよね   だからと...
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登々賭々人々

俺たちは誰でも家族に影響を受けている。 そしてそのなかでもいちばん原始的な、いちばん強烈なものが、名前だと思う。   二郎。 これは俺の父親の名前だ。けど、父親の上に兄はいない。生まれてすぐに亡くなった。自分の名前を呼ばれる間もない...
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