昨日、

を観た。これは


に続くドキュメンタリーなんだけど、僕は今までこのシリーズをちゃんと観たことはなかった。
でもこれを観てたとき、僕のなかに自分でも驚くような気持ちが湧いてきたんだ。
「僕もなんか描いてみようかな」。人生で初めて、自分からそう思えた
僕はずっと、学校の図工の時間や美術の時間が苦手だった。理由はすごく単純で、
「ぜんぜんうまく描けない・創れない」
からだ。
だから僕にとって「絵を描く」とか「モノを創る」なんていうのは、
「学校でしかたなくやる」
だけのものでしかなくて、そこからも解放された今、自分からそんなことをしたいと思うことなんて、まったくなかったんだ。
でも昨日、自分でもほんとにびっくりしたんだけど、
僕もなんか描いてみようかな……
っていう気持ちが湧いてきたことに気づいたんだ。
それで、描いてみた。そしたら、思ったより楽しかったんだよね。これは僕自身がほんとに驚いた。だから、この感覚と発見を大切にするために、また新しいことをやってみようかなと思ったんだ。
インスタグラムをはじめました。『四つ這いおとなの自由帳』です
それで突然だけど、インスタグラムをはじめました。今までは文章(文字)だったから、それが詩でも物語でもなんでもここに詰め込んできたけど、それが絵となるとここの形式はちょっと合わないかなと思ったから、それはインスタグラムの力を借りて、
『四つ這いおとなの自由帳』
として切り分けることにした。
そんでさっそく、2つの作品を公開した。こんな感じでね。
「ちゃんとしよう、ちゃんとできる」「うまくなろう、うまくなれる!」という感覚から自由になれる絵は、すごく新鮮だと気づいた
見てのとおり、これはどこをどう見ても
「うまい絵」
じゃない。絵を描いた経験が少なすぎるのはもちろん、そもそもこの手や指、それに空間認識がすごく苦手な頭の僕じゃあ、どう考えても向いてない。それは僕自身はっきりわかってる。
でもね、実はそれがいいんだってことに気づいたんだ。これが文章だったら、僕はよくも悪くも、もっとうまく書けちゃう。それを積み重ねることで、いずれはもっとうまくなれるだろうって思っちゃうし、実際にそうなんだ。
だけど絵に関しては、ある意味僕は
「うまくなりようがない」
んだ。そしてだからこそ、僕はここでは
ちゃんとしよう、ちゃんとできる!うまくなろう、うまくなれる!
っていう感覚から、ほとんど完全に自由になれるんだ。
そしてここは学校じゃない。これは「科目」じゃない。だからこれは「評定」を受けない。
技術的にはうまくないけど、あなたとしては精いっぱい努力してるのも知ってるから、評定は「3」かな
とか、なんとも言いようがないことを言われることもない。そういう「比較・競争」からは、最初から降りている。というか、負けてるに決まってるし、どうしようもないんだから、嫉妬も悔しさもなにもない。起こりようがない。だから
これって、考えれば考えるほど、すごい自由だなぁ!!
って思ったんだよね。だからやっぱりこれもまず第一に、「自分のため」にやってるんだ。
これからは「手書きの想い」も、こんなふうに出していきます
あとこれは

っていうフリーソフトで創ってる
「完全手書きの作品」
だ。
だからこれを見ると、僕が日頃こういう文章を書くときに、どれだけパソコンに助けられてるか、よくわかると思う。まぁ鉛筆とかボールペンだったら、もう少しはうまく扱えるかもしれないけど、そんなには大差ないし。
だからここで僕がこういう文章をたくさん書けることもすごくありがたいんだけど、一方で
「手書きだからこそ伝わる味」
っていうのもあるんじゃないかと思うんだよね。だってバリバリ手指を動かせるひとだったら、狙ってもあんな絵(線)は描けないと思わない?
というわけで、これからは「手書きの想い」も、こんなふうに出していこうと思います。どんなふうに発展するのかしないのかもぜんぜんわからないけど、いつもどおりいろいろ試行錯誤しながら、行けるところまで行ってみます。相変わらず
なにを表現したいのか、ぜんぜんわかんない!
って言われちゃうかもしれないけどさ、これもぜんぶ僕から出たものだから。
これからも、よろしくお願いします。
あと、この『四つ這いおとなの自由帳』に公開する作品については基本的に著作権を放棄するので、もしなんか気に入ったのがあればフリー素材として好きに活かしてください。四つ這いおとなの作品だってことをちいさくでいいから書いてくれればもっと嬉しいけど、そもそもこんな絵は僕にしか描けないだろうから、わざわざ書かなくてもわかるかなとも思ってます。
とかなんとか言ってたら、それからたった5日後の2月7日には、

なんてことになっちゃったので、結局は翌2月8日から、pixivに移ることにしました。

今度こそ、仲良くお付き合いしていきたいです。

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