水なのに雷みたいだねとか
雷なのに水みたいだとか
いろいろ思われてしまうことも
実は僕にはどうでもいい
速く爽やかに軽やかに
あるいは風がそうであるように
どんな積年の澱みさえ
華麗に流してしまえるように
掟に定められたわけでなく
鎖に縛られたわけでもなく
やることも帰りたい場所も
誰を愛するかということも
己の意志で決めたんだと
そう言うことができるように
そしてそれは奇跡でもなく
当たり前だと気づけるように
どんなに枯れそうな土地でも
枯れ果てるとは限らないもの
すべての過去は糧となり
それは鮮やかに軽やかに
未来へ新たな幕が開く

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