人生で初めて、ネズミと目が合った

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草原のなかのネズミ

人生における初体験は緊張するものも多い。だけどそれはときには、まったく予測していないときに訪れるものだ。

それは、家で電話をしているときのことだった

それは昨日の夜のことだった。そのとき僕は電話をしていた。そしたら視線の端でなにかが動いたと思うと、それが次の瞬間には僕の手元から30cmのところにまで迫っていた。相手はネズミだった。これが友達との電話の最中だったら、思わず叫んでしまうところだったと思う。でもそのときはわりと堅い内容の電話だったから、なんとか叫ぶのを耐えた。でも次の瞬間、僕はネズミの彼(彼女?)と目が合ったんだ。そして彼は、少しの間そこに留まったんだ。

もし彼がこっちに向かってきたら、勝てるだろうかと考えた

それからの何秒かの間で、僕のアタマのなかではいろんな想いが駆け巡った。でもそのなかでもいちばん強かったのは、

もし彼がこっちに向かってきたら、勝てるだろうか?

っていうことだった。冷静に考えると、僕は今かなりの衝撃を受けている。もう既に若干気圧されてしまっている。右手には携帯電話。通話中の相手に叫ぶわけにはいかないし、とっさに助けを求める相手もいない。対する相手は強力な牙を持っていて、失うものはなにもない。

これは、勝てないかもしれないな……

そう思いながらも、同時に

もしそっちがその気なら、こっちも本気で応戦するからね!

という気を向けていた。残念だけど、こっちにスマートな戦闘法なんてものはない。思いっきり叩くくらいしかない。でもそれで死んじゃったとしても、こっちには他に方法がない。だからあとは、相手の気持ち次第だ。僕はもういちど、彼の眼を見返した。

でもなんとか、開戦の危機は回避された

でも彼が僕のほうに向かってくることはなかった。そして僕の目が追いつくよりはるかに早く、どこかに消えてしまった。開戦の危機は去った。僕はできるだけ平静を装って電話を続け、それを切ったあと、静かに呼吸を整えた。怖かった。なにもなくてほんとによかった。僕は心底安心した。

でもよく考えてみると、ハムスターとネズミのイメージの差はなんなんだろう?

でもその緊張感がほぐれると、今度は別の感情がやってきた。それは、

なんで「ハムスター」はかわいいイメージでペットにすらされてるくらいなのに、「ネズミ」となると嫌がられてしまうんだろう?

ってことだった。だからちょっと調べてみると、まずこんな説明が見つかった。

■人間の生活に密着していなかったから?

ハムスターは、もともとヨーロッパ~アジアの乾燥地帯に生息していた動物で、砂の中に穴を掘って暮らしていました。それを人間が捕獲し、繁殖させたのがペットとしてのハムスターの姿です。

昔から人間の世界に密着してきたネズミと違い、もともと人間の生活圏にいなかったことで、「ネズミの仲間」としてではなく、害のない「動物」という認識で受け入れられたと考えることもできます。こういった意識の差も、両者の人気の差に繋がっているのかもしれません。

■尻尾の有無

実は「ネズミが嫌い」という人の中には、「尻尾がミミズみたいで苦手」という人が結構な割合でいるようです。その点、ハムスターは尻尾がとても短いので心配なさそうですね。

世界中いろいろな国で嫌われてしまいがちな「ネズミ」。そんなネズミと同じげっ歯類の動物の中には、とても人気のあるペットがいます。それはハムスターです。不思議なことに、同じ種類の動物なのに、ネズミは毛嫌いされていても、ハムスターはまるで別の扱いがされています。動物としての形態は似ている両者ですが、その「好き嫌い」の境界線は...

これを読むと結局これは「意識の差」としか言いようがないのかなぁって気がする。初めから「ペット」として見られてきたハムスターと、「人間の生活圏に侵入してくる動物」という捉えられかたをされてきたネズミ。あとはここにある尻尾の長さとか色とかの要因もあるんだろうけど、それだって言ってしまえば「見た目」の問題だ。だとしたら、それは単純にこっちが「そう見ているから」と言うしかない部分だ。

ただやっぱり、衛生面(病原菌)の問題を無視することはできない

ただそうは言っても、ネズミとの共存を考えるうえで無視するわけにはいかない問題があるのも確かだ。それがいわゆる「鼠咬症」の問題だ。

ネズミは、サイズにもよりますが、見た目が可愛いので好きだという人もいると思います。

私もネズミはかわいいと思うのですが、野生のネズミを素手で触るのは危険なのです。

ネズミは、病原体をもっている可能性が高く、噛まれると鼠咬症になる可能性もあるのです。

(中略)

鼠咬症は、そのままでも治癒することがありますが、感染後に肺炎や肝炎などの症状がでることがあり、最悪の場合は、死亡する可能性もあるおそろしい病気でそのまま放置するのは望ましくなくネズミ噛まれた時はすぐに病院に行くべきです。

日本では、鼠咬症スピリルム感染症になる可能性が高いといわれており、ネズミ噛まれた後に発熱やおかしな発疹がでた場合は注意するようにしましょう。

日本には、窮鼠猫を噛むという諺がありますが、ネズミを追い詰めると噛みついてくることがあります。

そのため、捕獲したネズミを素手で触ってはいけません。

噛まれないにしてもネズミは病原体を多くもった生き物なので、触る時はビニール手袋を必ず使いましょう。

(中略)

それでも、ネズミに噛まれてしまったという人は、まず噛まれたところを流水で洗った後、傷口を消毒し、すぐに病院にいくようにしましょう。

鼠咬症は、稀ですが死ぬこともある病気なので、何もしないのは良くないといわれています。

ドブネズミやクマネズミの半分以上が鼠咬症の原因になる菌をもっているといわれていますので、ネズミに噛まれたら、早めに病院に行くようにしましょう。

皆さんは野生のネズミを見たことがあるだろうか?日本にもドブネズミやクマネズミ、ハツカネズミなどの野生のネズミが生息しておりときおり、ネズミを見かけることもあると思います。日本では、ネズミと一言でいわれますが、海外ではマウスとラットのようにサ

こう言われると、まったく野放しにするわけにもいかない気になってくる。

でも、まぁ、おとなしくしてくれてるならいいとするか

でもじゃあ具体的にどうするかって言われても、ある程度はもうどうしようもない気がする。それに参考のため

とかのページも読んでみたけど、たぶん今のところ僕が発見したのは「ハツカネズミ」だろうという気がしてる。だとしたら彼らは他の種類よりはおとなしい性質みたいだし、実際僕にも敵意は向けてこなかった。

それに、僕は彼らを強制的に排除する力はないし、駆除業者に依頼したとしても、いちど入ってきたってことは、いずれまた入ってくるんだろう。うちには隙間もいっぱいあるし。その度に駆除を頼んでいたら、お金もキリがなくかかってしまう。

だから、僕はとりあえず放っておくことにした。これでもしどうしようもない問題が発生したら、また考えることにしようと思う。それに闘ったら向こうが勝ってたかもしれないのに、ほうっておいてくれたんだから、こっちだってほうっておくことにする。これが僕たちの、「暫定的平和協定」だ。

それに今改めて考えると、ネズミをこんな間近で見られたのは、僕が四つ這いおとなだからこそだなぁって気がする。だって実際、目線がほぼ同じだったからね。距離も数十センチしかなかったし。だから今思い出すと、逆に親近感も湧いてるんだよね。

でもさ、お願いだから、パソコンの配線とかは噛まないでね?それを破られたら、こっちだって正当防衛を考えるから。それさえ守ってくれるなら、あと言いたいことはこれだけだ。これからは寒くなるけど、お互いからだに気をつけて、冬を乗り越えようね。

コメント

  1. きんくま より:

    これはコメントせずにはいられませんね(笑)

    ハンドルネームきんくまってハムスターの種名ですから。

    今もケージの家の中でスヤスヤ寝てますし。

    ハムスターが好かれるのは人間くささがあるからだと思います。

    4本の手で物をつかんだり、ゲシゲシ毛づくろいしている姿が人間のシャンプーしている姿にそっくりですし。

    昔勤めていた会社の旦那さんが北海道出身で、本州に転勤した際ゴキブリを飼っていたそうです(退治せず見かけたら餌付け)

    ご存じかと思いますが北海道は寒いためゴキブリがおらず、ご主人にっとてはゴキブリはカブトムシやコオロギと同じ感覚だったそうです。

    ハワイのゴキブリは日本のよりもだいぶデカいそうです。(暖かいから巨大化してる)なので珍しく、私はハワイだけは旅行したくない派です。

    遭遇した時の恐怖を思うととても行く気にはなれません。

    ネズミはコレラやペストのイメージが強いですからね…。

    逆にハムスターは清潔ですよ。いつも毛づくろいしてますし、寧ろ人間の方がハムより雑菌が多いので、ハムスターを病気にしないよう手洗いしてから触るようにしてます。

    主様は視点が低く生活していらっしゃるので、確かにネズミは恐怖ですね…。ただ基本的に動物は人間の方が強いって事を知っているので、戦闘態勢になるのは基本自分の身を守る為だと思われるので、これからも自分からは手を出さないという方法が良い気がします。とは言っても親にはよくゴキブリが出た時に騒いで、

    「ゴキブリから見れば数十倍もある、きんくま(私)の方が、怖いから騒ぐな!」

    と注意されるのですが…。

    • きんくまさん、こんにちは。

      あ、「きんくま」ってハムスターのことだったんですね!
      それはそれは、なおさらコメントいただけて嬉しいです。

      なるほど、ハムスターはむしろ人間より清潔なんですね。
      それはやはり最初から「ペット」として想定されたうえで育てられてきたというのと、生活圏の違いも大きいんでしょうね。
      ケージのなかでしたら、「大切に育てる」っていう関わりかたもしやすいですし。

      僕は基本的に動物はなんでも好意的に見ているのですが、直接害を受けるのは避けたいなぁという思いはあります。
      お互いいい意味で適度に怖がりながら、うまく共存できるならいいのですが……とりあえずもう少し、様子を見てみます。

  2. きんくま より:

    別の記事の内容ですが、主様はバンプオブチキンのファンだったんですね。

    私も大好きです。私のオススメはKとカルマ、メーデー辺りが好きです。メーデーは労働の日と救難信号とのダブルミーニングですね。

    幕張までライブ行ったことがありますし、藤原氏の考え方が好きなのでインタビューが載った雑誌もいくつか所有しています。

    個人的に初期のGLAYもオススメです。

    「生きてく強さ」は歌詞的に主様が気に入られそうな気がします。

    私の一押しは「BELOVED」です。

    やがて来るそれぞれの交差点を 迷いの中立ち止まるけど それでも人はまた歩き出す

    というサビの歌詞が私には心に響いたのです。

    音楽と文学は普遍性がありますからね。

    • そうですか、きんくまさんとは音楽の趣味も共通していたんですね!

      僕はいろんな音楽を聴くのですが、バンプもその当時のいろんなできごとと重なり合って想い出される僕にとって重要なひとたちです。

      あとお察しのとおり僕は歌詞を入口にして曲を好きになることも多いです。

      ご紹介いただいた2曲もいいですね。

      それに文学が好きなのも同じです。

      これからもいろんなところから力をわけてもらいながら、生き抜いていこうと思います。

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