夢のなかに安らぎがないなら、現実のなかで夢を追うしかないでしょ?

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どんな夢を見てるの?

あなたは毎晩どんな夢を見ているだろう?こういう話をするとよく、

昨日は見なかったなぁ〜

とか

私、夢とかあんまり見ないんだよね〜

なんて言うひともいる。けど、夢っていうのは起きてるときに受信した膨大な情報を整理するっていう役目もあるから、たとえ見てないと思っても実際はそうじゃなくて、実際には毎日見てるのに「憶えてない」っていうほうが正しいんだとも言われてる。

でも、生まれてからいちども夢を憶えていないってひとはいないんじゃないかなぁ?そして、けっこう「強烈な夢」を見たときは、それが起きてからもしばらくアタマから離れなくなるようなこともあると思う。

僕の見る夢は、9割が悪夢だ

僕も自分が寝てるときに見てる夢を全部憶えてるわけじゃない。でも確かに言えるのは、

僕の見る夢は、9割が悪夢だ

ってことだ。これはもしかしたらいい夢を見ても忘れてしまってるだけなのかもしれないし、逆に悪い夢だけを強烈に憶えてしまってるだけなのかもしれない。でも自分の実感としては、確かに憶えている夢の9割は悪夢なんだ。自分が死んだり埋められたり、誰か大切なひとが死んだり……。あとは怒られたり無視されたり、閉じ込められたり、まぁ多少の強弱はあるけどたいていはそんな感じだったんだ。だからちいさい頃なんかは特に、これが怖くてしかたがなかった。そして中学生くらいになって、「予知夢」とか「正夢」なんて言葉を知ってからは、さらにイヤな感じになった。

それに、

リンカーンは暗殺されるより前に自分が死ぬ夢を見てたんだって!

なんて話を聴いてからは、漠然と

自分はきっと早死にするんだなぁ……

と思っていた。ましてその頃はいろんなことが重なって、生きる気力があんまりなかった時代だから、なおさらそういう思考に囚われてしまってたんだと思う。

でもこの原因を誰かに説明してもらおうとは、もう思わない

そしてそれはそれからもずっと変わらなかった。もちろんいい夢だってときどきは見ることがあったし、毎日悪夢を憶えていて、それに苦しめられてたわけじゃない。でも「見る(憶えている)夢の9割が悪夢」っていう状態は、それからも変わらなかった。そしてもうひとつ困ったのは、

僕のからだはひとより疲れやすいのに、だんだん眠るのがイヤになってくる

ってことだった。だから僕はなんとかしてその状態を解消したいと思って、一時期は「夢」についていろいろ調べてみたり、「心理学」とか「夢診断」なんかを勉強しようとしてみたりもした。そしてあるとき知り合った精神科医に、

僕はいつも悪夢ばかり見るんですけど、これは僕の心がずっと病んでるんでしょうか?そもそも「夢」っていうのはなんなんでしょうか?

って訊いてみたんだ。

そしたらその医者は、

夢っていうのがなにかっていうのは、ただいろんな「仮説」があるだけで、結局はまだなにもわかっていないんだよ。だからあんまり、気にしなくていいと思うよ

って言ったんだ。そのとき僕は、自分のなかのモヤモヤにひと区切りつけることができたんだ。確かに、僕の悪夢の原因を「トラウマ」とか「自己否定」とかの精神的な問題から説明することもできるかもしれないし、「呼吸がしずらい」とか「からだのどこかにいつも違和感がある」とかの肉体的な問題からそう言われたらなんでも説得力があるように感じる。でも実際、

仮にも「精神科医」を名乗るひとたちがなにもわかってないんだったら、僕なんかにわかるはずはないし、わかる必要もないじゃん!

って、やっと吹っ切ることができたんだよ。あ、ちなみに精神科医だけじゃなくて、僕のからだの主治医も同じようなこと言ってたからね。まぁひとによっては、意見の違いはあるんだろうけど、それでも僕のなかではこれで、「悪夢の原因探し」には決着をつけることができたんだ。

それで今は、勝手に前向きに考えればいいと思ってる

結局、僕は今でも悪夢を見続けている。でも今は、ほとんど怖いとは思わない。そりゃあ夢を見ている渦中はイヤな気分だけど、それを覚めたあとにまで引きずるのはもうやめている。むしろ今は勝手に、

あれは全部、逆夢だ!

って思ってしまうことにしている。じゃあいい夢だったらどうするかって?それはもちろん、

あれはもしかしたら、正夢かもね!

って思えばいいでしょ?

どうせそんな意味なんて、「言った者勝ち」

なんだから。あともうひとつは、

夢で楽しめないなら、夢は現実で叶えよう!

って思うことにしているんだ。だから僕は、毎朝目が覚めることに心から感謝してるんだよ。

悪夢はもう、ここで終わりだ。そしてまた新しい1日が、ここから始まる。さて今日は、どんなふうに過ごす?

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