逃げ道はもう塞いだ。あとはただ、行けるところまで行くだけだ

眼前の道気になるひと・もの

僕は最初、このサイトを完全に無料の範囲内で運営していくつもりだった。でも、そうするとシステム提供者の広告を意に沿わないところに置かれたり、機能に制限を掛けられたり、いろんな縛りが想像以上にキツいことに気付いた。それに、自分のなかでも、

どうせ1円も掛けてないんだし、いざとなったらいつやめたっていいよね〜

みたいな気持ちがうっすらとあることが感じられて、そのことにすごくモヤモヤしていたんだ。

だから、僕はまず「簡単にやめられない状態」を作ることにした

なんでこんな気持ちが出てくるかと言えば、

簡単に始めたんだから、簡単にやめられる

っていう考えがどこかにあるからだと思った。じゃあこれをなくすには、「簡単にやめられない状態」を作ってしまえばいい。

ってことで僕はまず、「無料でできる範囲で〜」っていう考えを棄てて、

身銭を切る

ことにした。具体的には、『お名前.com』で独自ドメインを取った。でもまぁ、これは1年あたり1300円(ひと月100円ちょっと)くらいのことだからたいした額じゃないとも言える。

でも、次にサイトを動かすためのサーバーを借りるときに、僕は『エックスサーバー』を選ぶことにしたんだ。これは「月間100万PV」にでも耐えられるってくらいの高性能サーバーなんだけど、始めたばかりのサイトにこんなのを用意したって明らかに身に余るのはわかってた。だったら、もっと格安のサーバーを借りたって充分対応できたはずだ。でも、僕はそうしなかった。そして、僕は1年15000円のサーバーを借りることにしたんだ。これもすべては、

「簡単にやめられない状態」を作るため

だった。そしてそれは、実際にうまく行ったと思っていた。

でもそんな決意は、あまりにも脆く崩れた

でもそんなことを思っていたのも束の間、そんな決意を簡単に吹っ飛ばすことがあった。あの熊本地震だ。あれで僕の気持ちは簡単に揺らいだ。

こんなところで僕がこんなことを書いて、なんになるんだろう?

そんなことがアタマから離れなくなってきていた。実際あの日から数日間は、ほんとに危なかったと思う。あと少しなにかが違っていたら、僕はそのときにもうやめていたかもしれない。でも、僕はそのときともかく、

その気持ちとひたすら向き合って、それをそのまま吐き出してみた

んだ。けどそれでも一筋縄ではいかないで、何度も浮き沈みがあった。それは当時書いた文章を順に追ってけば明らかに表れてると思う。

いつか「その日」が来るのがわかっているからこそ、僕は行けるところまで行く
またこの日本で「震度7」の地震が起きた。これは日本国内の地震としては観測史上4回めで、前回のはもちろんあの東日本大震災だ。今回は、マグニチュードは6.5だから東日本大震災(マグニチュード9)よりはだいぶ小さかったんだけど、震源の深さが10k...
僕がなにかを伝えたいと思うのは、まず誰よりも自分のためだ
昔「24時間残念営業」ってサイトがあった。最初に読んだ文章がなんだったかは憶えてないんだけど、それからちょこちょこ読むようになった。でもそのサイトは、僕が読み始めてから数か月で急に閉鎖してしまって、そこにある文章ももう読めなくなってしまった...
僕の生活には、ちょっとした「かけ声」が欠かせない
よく「よっこらしょ」ってなんて言葉が出たらおじさんおじいちゃんになってきてるって言われるけど、そう言うなら僕はもう完全におじいちゃんだ。でも、それは僕の肉体的な機能から言えば、むしろ自然だと思う。だって、僕はからだをうまく動かせないし、少し...
どうしようもなくグダグダしてる自分の内面を、そのまま吐き出してみる
こないだ、っていう文章を書いて、自分の気持ちはちゃんと整理したつもりだった。だからそのあとも、っていう文章を書けたんだけど、今日はなんかだいぶ気分が落ち込んでいた。
「震災関連死」という哀しい問題。僕はあなたにも、一緒に生きていてほしい
はじめにちょっと、これを読んでみてほしい。東日本大震災や東京電力福島第一原発事故の避難生活による体調悪化などが原因の「震災関連死」は2月末時点で、岩手、宮城、福島3県で計3405人に上った。昨年3月以降も少なくとも11人が亡くなり、...

でもそんななかで与えられたある「決定的な出会い」が、僕を奮い起こしてくれたんだ。

「はてなファイトクラブ」の情熱が、僕を助け上げてくれた

それが、「はてなファイトクラブ」だった。正確に言うと、僕はまず自由ネコさんのこの文章に魅かれた。

思い出のアミーゴたち - 自由ネコ
オレは以前、住んでいた町で 日系ブラジル人の人たちと 仲良くやっていた時期があった。

そしてこの文章にも深く共感した。

書き続けなければ精神的に死ぬ者だけがブロガーとして生き残る - 自由ネコ
ブログに頼らずに生きていける者は幸いである。 これほど救いのない生き方なんて、出来る事なら選ぶべきじゃない。

そしたら、そんなひとがこんなことを言い出して、

https://web.archive.org/web/20160422170231/http://gattolibero.hatenablog.com/entry/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC%E7%B3%BB%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%AC%E3%83%BC%E7%94%A8%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%88%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96

さらにはこんなコメントをくれた。

こんにちは。

戦ってますね。

はてなファイトクラブに勧誘したいくらいのナイスファイト。

H・F・C - はてなブログ グループ
もう完全に形骸化してますね…。ルールも何もない(笑) 今後どうしましょう。何か活動した方が良いのか、それとも潮時なのかなぁ~。合気道の精神『無敵とは敵がいないことである。』塩田剛三さんが言うところの「敵と友達になる」ってやつでいきますか…。★特別名誉顧問「四つ這いおとな」(ワードプレス利用者)

たぶん、このサイトはワードプレスだから、はてなグループには入れないのかなぁ。

ちょっと残念。

自由ネコ

どうしようもなくグダグダしてる自分の内面を、そのまま吐き出してみる
こないだ、っていう文章を書いて、自分の気持ちはちゃんと整理したつもりだった。だからそのあとも、っていう文章を書けたんだけど、今日はなんかだいぶ気分が落ち込んでいた。

それで、僕は思わず、

はてなブログじゃないけど、はてなファイトクラブに裏加入します
僕は今まで、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)というものに入ったことがなかった。でも、この『四つ這いおとな』を始めてから少しして、「twitter」と「はてな」に登録してみたんだ。twitterのほうはまだ、なんとなくとっつき...

なんて勝手に言ってしまった。未だかつて、

はてなブログじゃないのにはてなグループに「裏加入」する

なんてことをしたひとはいないんじゃないかと思うけど、僕はそのときともかくその気持ちをどうしても伝えたかったんだ。それにもしこの出会いがなかったら、僕が今もこうして書き続けられたかは、まったく自信がないんだから。

そして、僕はまたひとつ「決意」を固めた

そして、僕はもういちど改めて自分の気持ちと向き合って、

自分自身のためにも、まだまだ書き続ける

っていうことを決めた。そしてその「決意」を行動で示すために、

ドメイン10年ぶんの権利料を払い込む

ことにした。もちろん、ほんとはドメイン代だけじゃなくてサーバー代も必要なんだけど、サーバー代は高価で一気に払えないから今のところはしかたがない。でもこれは、

10年は続けるぞ!

っていう気持ちを自分なりに表現したものだったんだ。

そしてさらに、それを後押しすることが起きた

これでもだいぶ状況は整ってきてたんだけど、こないださらにこれを後押しすることが起きた。今まで「裏加入」については特になにも言われてなかったのに、なんの前触れもなく「名誉顧問」に任命されてしまった、この「事件」だ。

かなりの無茶振りではありましたが、「はてなファイトクラブ」の名誉顧問になりました
さっき、かなりびっくりすることが起きた。いつものように自由ネコさんの新しい文章を見つけて読み進めていたら、こんなことが書いてあったからだ。僕がはてなファイトクラブの名誉顧問に!?そして今回、特別に名誉顧問というポジションを設けた...

これにはほんとにびっくりしたんだけど、これでまたひとつ僕の「逃げ道」はなくなった。これは自分で塞いだとも言える。だったらもう、行けるところまで行くしかない。それに、この先どんなことが起きたって、たとえサイトを閉鎖したって、僕の人生からは逃げられない。だったらやっぱりとことん生き抜くしかないんだ。変えたいことがあるなら、言いたいことがあるなら、伝えるしかないんだ。それはラクなことばかりじゃないだろう。でもきっとだいじょうぶだと思う。だって、僕にはもうこの場所がある。それに僕はもう、独りじゃないんだから。

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コメントをどうぞ

  1. 小夜子 より:

    四つ這いおとなさん、昨日は温かいお返事をどうもありがとう。

    私が初めて貴方のブログに出会ったのは今年の夏から秋にかけての時期だったと思います。今年7月に日本で起きたあの大量殺戮事件にショックを受け、そして事件に対する社会の反応にもっとショックを受け、どこかで誰かが別の声、別の言葉を発しているはず…と必死で探していました。恐怖とショックと絶望と混乱の中にいた私を、貴方の真摯な言葉が落ち着かせてくれました。

    貴方が書き続けていてくれたおかげです。貴方が生きていてくれてよかった。ありがとう。

    10年後も、書いていてくださいね。

    私も、10年後も、読んでいます。

    ですから、お互いにあと10年は生きなければいけませんね。

    貴方が伝えたいことを私がすべて正確に読み取れるとは限らないけれど、私なりに(というのは「限界」でもあり、「可能性」でもありますね)受け取って、私なりに考えて、そして私の言葉が新しく生まれて、私もまた貴方に、そして誰かに伝えることができます。

    そうやって、貴方と出会った後の10年が出会う前とは違う、よい変化が私の人生には起こることでしょう。そんな出会いが嬉しく、感謝です。

    まずは、一日一日、一瞬一瞬、お互いの人生を生きてゆきましょう。

    この世界に、今、私がいます。同じ世界に、貴方もいます。おそらく全く違う人間同士だけど、そして完全に分かり合うことはできないけれど、こうしてそれぞれ生きて、世界を、言葉を、分かち合っています。不思議なものですね。

    私も、これからも生きていきます。

    四つ這いおとなさんの人生にも、心から祝福を祈ります。

    • 小夜子さん、こんにちは。

      未来のことを考えるには、今の世界はあまりにも不安定ではありますが、それでも確かに言えることは、

      僕は10年前より、確かにしあわせです

      ということです。

      だからまずはその事実を軸にして、1日1日を乗り越えていきたいと思います。

      そしてそこに一緒に想いを寄り添わせてくださって、ありがとうございます。

      僕も心から、小夜子さんののしあわせを願っています。