僕が最初に岩崎航さんを知ったのは、確かこの番組を観たときだったと思う。

ハートネットTV:生き抜くという旗印 ―詩人・岩崎 航の日々―の番組まるごとテキスト
詩人・岩崎 航(わたる)さん(39歳)。仙台に暮らす岩崎さんは、幼い頃から、全身の筋力が衰えていく難病・筋ジストロフィーを患い、自宅のベッドに寝たきりの状態で暮らしています。岩崎さんにとって、“生きる”ことと、詩を書くことは何か。番組では、岩崎さんの創作の日々を見つめ、その心の世界を描きます。
そして昨日、また彼の特集番組を観た。
NHKドキュメンタリー - ETV特集 アンコール「生き抜くという旗印~詩人・岩崎航の日々~」
詩人・岩崎航 わずかに動く指先でつづる五行歌
最初この2つの番組はタイトルがほとんどかぶっていたし、危うく単純な再放送かと思ってしまうところだったけど、そうじゃなかった。そしてそこで改めて岩崎さんに触れて、僕はやっぱりすごく、感銘を受けたんだ。
僕も自分を励ましながら、これからもずっと、生き抜いていこうと思う
彼はこれまで3000以上の「五行歌」を紡いできて、それは今も続いている。
航の SKY NOTE
岩崎航の五行歌、短詩を掲載しています。
それに今ではそれを基にした詩集やエッセイを出版したり、直接講演をしたりもしている。そんな彼の活動や生き様から僕が改めて強く思うのは、
僕も自分を励ましながら、これからもずっと、生き抜いていこう
ってことだ。そしてそう思わせてくれた岩崎さんには、心から感謝したいと思う。僕はこれからも僕なりに「生き抜くという旗印」を、一緒に掲げていたいと思う。
最後に、その想いをちゃんと残しておくために、僕も五行歌をひとつ、ここに書いておくことにする。
あなたと私の間にある
絶望という壁
背を向けるのではなく
無理によじ登るのでもなく
ただゆるやかに 染み込んでいきたい

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