バナナ。それはほぼ唯一僕が好き勝手に食べられる、安くて美味しい、最高の食べ物だ

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主役はバナナ

あなたの好きな食べ物はなんだろう?

カレー?いいよね。ラーメン?美味しいよね。確かに、美味しい食べ物や、好きな食べ物なんて、考えればきりがないくらい浮かんでくる。それに、その日の体調とか気分によっても、食べたいものや美味しく感じられるものは変わってくる。でも、それでも僕の好きなものをひとつ挙げるならそれはやっぱりバナナ以外にはない。それだけ、僕にとってバナナは特別な存在なんだ。

僕が独力だけで好き勝手に食べられるほぼ唯一の食べ物、それがバナナだ

僕は確かにカレーも好きだし、ラーメンも好きだ。焼き芋だってパンケーキだって好きだ。でも、そんなのをどんなに食べたいと思ったって、僕は独力ではそれを食べられない。だって僕は、レトルトカレーやインスタントラーメンを温めることすら、自分だけではできないんだから。

でも、バナナなら話は違う。あらかじめ食べ頃のものを手の届く範囲にさえ置いておいてもらえれば、あとはその皮をむいて、口に放り込むだけでいい。たとえ食べてる最中に不意に力が入ってしまったとしても、致命的なことになる可能性はとても低い。だって、柔らかいんだからね。そして、みかんみたいに種もないし、果汁が飛び散る心配もない。ただ食べ終わったら、あとは皮を邪魔にならないところに置いておけばいい。この手軽さは僕にとって、ほとんど唯一のものだ。

安い・美味しい・からだにもいい。この三拍子揃ってるなんて、なんてすごくてありがたいんだろう!

しかも、バナナはメロンとかぶどうなんかと比べても圧倒的に安い。だから、金銭的にとても手に入れやすい。昔は今のメロンとかみたいに高価な贅沢品だったこともあるみたいだけど、これに関しては素直に、感激するしかない。それに、ちゃんと熟した食べ頃を見極めれば、あるいは買ってすぐ適当に食べたって、普通に甘くて美味しい。それに、バナナにはビタミンやカリウムみたいな栄養素も豊富に含まれている。それに、免疫力を高めたり、精神を安定させたりする効果もある。そして、腹持ちもいい。

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バナナ大学では、バナナに含まれる栄養素や健康効果についての情報から、各種調査、用語辞典、FAQ、イベントレポート、バナナを使った簡単レシピまで、バナナにまつわるお役立ち情報を満載でお届けしています。

つまり、バナナは、

安い・美味しい・からだにもいい

っていう、三拍子が揃ってるってことだ。そして、バナナは単独で食べても、別に貧相な感じはしない。だってバナナは、「食材」であると同時に、ある種の「料理」でもあるからだ。こんな食べものなんて、他にはそうそうないと思う。

冷凍バナナ、焼きバナナ、それに蒸しバナナ。バナナの食べかたは、生以外にもいろいろある

僕がバナナを食べるときは、生のまま食べるのがいちばん多い。でもバナナは、生以外にもいろいろな食べかたがある。たとえばいちばん手軽にオススメできて、僕もよく食べるのは「冷凍バナナ」だ。これ、夏なんか特に最高だよ。それに日本では少し「変わり種」でもあるし、僕も含めて好みは分かれるところだけど、バナナは「焼きバナナ」とか「蒸しバナナ」(茹でバナナ)なんて食べかたもある。あるいは「バナナのスープ」(煮たバナナ)なんて道もある。

これ、気になるひとは、

日本では、手軽に食べられる甘いおやつとして定着しているバナナが、南米では食事としても定着しているのです! そんなバナナの知られざる一面をもっと知って頂きたい! と思い立ち、「揚げる・焼く・茹でる」方法で調理にチャレンジし、勝手においしい順にランキングしました。

も見てみてほしい。ほんと、バナナの応用性には驚かされるよ。まぁ、僕がいちばん好きなのは、今んとこやっぱり生なんだけどね。あ、でも冷凍バナナも美味しいよね。もちろん、チョコバナナだって忘れてないよ?あと、バナナクレープもね!

バナナが絶滅?「多様性がない」っていうのが、バナナの最大の弱点だった

でもこのバナナにも、ほとんど唯一と言ってもいい、でも最大の弱点がある。それは、「品種が少ないこと」だ。これは、バナナの歴史を紐解いてみればすぐ原因がわかる。ちょっと、これを読んでほしい。

バナナの種の話

種ありバナナ

現在、私たちが食べているバナナに種はありません。しかし、バナナを輪切りにしてよく見ると、中心部に小さな黒い点があります。

実はこれがバナナの種のなごりで、まだ野生のものだった大昔には立派に存在していました。

しかも、その種は堅く、アズキ粒ほどの大きさで、ぎっしり詰まっていました。

現在でもフィリピンやマレーシアあたりでは野生の「種ありバナナ」が残っていて、現地の人は食べているということです。

どうしてバナナの種はなくなったの?

もともと種があったバナナに種がなくなったのは、”偶然”によるものでした。

バナナの遺伝子に突然変異が起こり、偶然の産物として種のないバナナが生まれたのです。しかし、人間にとって種なしバナナは食べる部分が多く、たいへん都合がよかったので、大事に育てられました。このようなことから種なしバナナが定着していったと考えられています。

種なしバナナについて詳しく説明をしましょう。

遺伝子の突然変異によりできた種なしバナナは、染色体の数が、種ありバナナとは異なっています。種ありバナナの染色体の数が2本ずつ対になっている二倍体であるのに対し、種なしバナナは染色体の数が3本ずつになっている三倍体です。一般に、三倍体の植物というのは、染色体の細胞分裂が不規則になるため、種が出来にくいという性質をもっています。このようにバナナの種の有無は、染色体の数の違いによるものなのです。

種なしバナナはどうやって増えるの?

種のないバナナは、茎の根っこの脇からニョキニョキ出てくる新芽を利用して次世代のバナナを育てます。

まず新芽の中から、よい芽だけを選びだして苗を育て、ある程度大きくなったところで大きな畑に植えかえます。さらに生育させ、十分に大きくなったところで果実を収穫します。

このように、種なしバナナは種がなくても、発芽した芽を株分けすることで子孫を作っていくことができるのです。

バナナ大学では、バナナに含まれる栄養素や健康効果についての情報から、各種調査、用語辞典、FAQ、イベントレポート、バナナを使った簡単レシピまで、バナナにまつわるお役立ち情報を満載でお届けしています。

つまり、

今流通しているバナナは、突然変異した「特別な品種」を、人工的な方法で殖やした

ものだってことだ。だから当然、そこには「遺伝的多様性」がない。それを踏まえて、以下の文章を読んでみたら、なかなか深刻な状況がわかると思う。

11月19日に細菌を含めた病原体の専門誌『PLOS Pathogens』上で発表された調査によると、「熱帯種4」として知られる新種の病気が世界中のキャベンディッシュ農園に野火のように広がっている。困ったことに、その病気の進行や拡散を止める方法をまだ誰も知らない。

(中略)

目下知られている唯一のパナマ病への対抗方法は、隔離措置だ。破壊力のあるカビは木の根まで達し、農園全体に蔓延する。すると農園は何年にも渡って汚染されることとなる。

キャベンディッシュは単一栽培であり、全てが互いに同じ遺伝子を持ち、遺伝的多様性がない。Webメディア「Quartz」で、編集者グウィン・ギルフォードが説明したように、「有性生殖ができないため進化させることもできず、病気に対して無防備なままとなります」。グロス・ミシェルもまた同じであり、このことが種の事実上の絶滅を招いた。

現在のところ、世界で輸出されているバナナの3/5以上を栽培するラテンアメリカでは、まだ熱帯種4は見られていない。しかし、カビがここ数年で大陸を渡り、そして明らかに十分病気を隔離できていないことから考えると、真の解決策が見つけられない限り、熱帯種4がやがてはラテンアメリカの農園を破壊することは避けられないように思われる。

(中略)

グロス・ミシェルが絶滅したときには、代替品種としてキャベンディッシュが登場したが、この危機にあってさらなる代替品種を探すのはそう簡単ではない。

世界にはまだ何百種もの野生のバナナが存在すると考えられているが、i09.comが指摘しているように、「こうした様々な品種の多くは、見た目こそほとんど変わらないものの(一般によく知られているバナナとは)大きく異なる種です。栽培方法が難しかったり、輸送がほとんど不可能であったり、食べる前に調理が必要なものもあります。さらに、こうした新種は食用としてどれほど安全なのか、という疑問が出てきます」。

そのため現在、科学者たちは、私たちが知っているバナナと似ているがパナマ病を防ぐ耐性を持つ、キャベンディッシュの遺伝子組換えバナナを作ろうとしている
しかし他の遺伝子組み換え食品のように、この計画にはいくつかの懸念がある

ダン・コッペルは2008年のニューヨークタイムズ紙で、除々に広まり迫り来るパナマ病に人間は敗北を認め、そして愛しいバナナに別れを告げる準備をしなければならないかもしれない、と述べた。

「もしかすると、バナナの現状をありのままに受け入れる必要があるのかもしれません。この熱帯の果物は、遠くないうちに、私たちの手の届かないところに行ってしまうのかもしれません」。

世界で最も食べられているバナナの品種が、止まらないパナマ病の深刻な脅威にさらされている。

これは僕にとってとても衝撃的で、哀しいニュースだ。でもなんとか、僕はこの問題が解決してほしいと思う。けどその一方で、

「違い」(多様性)を認めない社会の脆さを、このバナナの問題が端的に、示している

とも思う。前に、

僕が「出生前診断」というものを知ったのは、確か2013年くらいだったと思う。その頃から、もうこの話題は賛否両論を巻き起こしていたけれど、世間...

っていう文章も書いたけど、僕はこのことは決して、僕たちの未来にとっても他人事じゃないと思ってる。まぁ、バナナの話から最後にだいぶ飛躍したと思うかもしれないけど、今日もバナナを食べながら、そんなことを思ったって話。そして10年後も、20年後も、僕はバナナをずっと、食べていたいと思う。もちろん、食べ過ぎには気をつけるけどね!

コメント

  1. バナナ!!

    バナナは・・・私が途上国に行った時のお供でした。

    衛生状態があまり良くない場所に行くと大体嘔吐・・・以下省略みたいなことになって

    食べれるものといえば、バナナしかありません。

    剥いていないから”衛生的”だし栄養価も高いしと、半端ない力を発揮します。

    世界のどこかで◯◯腹をかかえる人々を助けるバナナ様。これは崇めるしかない。

    • ハチドリちゃん、こんにちは。

      そうなんですよ、バナナは素晴らしいです。

      焼いたり煮たりスムージーにしたりと、いろいろ応用もあるんですが、結局は生で食べても素朴に美味しいという。

      バナナダイエットが流行ったときは、品薄で少し焦りましたが、これからも大切に食べていきたいと思います。

      絶滅、しないでほしいなぁ……。

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